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2008年03月 アーカイブ

2008年03月14日

つくりもの

かねてからの懸案事項として、リアルタイムに制御する機器が増えたり
また試聴ポジションに満足出来ない状況があった為、機能的なワーキングデスクを
製作する事にした。
音楽を創る上で必要な鍵盤の位置が演奏し難い事も理由のひとつで
現在、同一平面上に鍵盤とキーボード、フィジカルコントローラー、
トラックボールがあり、窮屈な状況なのである。
鍵盤が一番奥になってしまい、腕をのばして演奏しなくてはならない。
立体的に配置されていれば、操作のストロークも稼げるし
試聴ポジションも改善出来ようと思われる。
つまり、形状としてよくあるパソコンデスクを想像して
ディスプレイの乗る台の下に収納式でキーボードが置けるあの
デザインの物を考えた訳だ。
パソコンラックとして販売もされているが、私の場合はキーボードを乗せる他にも
フィジカルコントローラーもあるのでスペース的に厳しいと判断し自作になった。
現在は、そのデスクの仕様の詳細ををつめている段階で、製作は4月に入ってからと
思っているが、恐らく素材的には1万円程度で塗装も含めて1週間程度で完成出来ると見積もる。
これら造作も含めて、ケーブルも作業場にあったものを製作する事は
個々の環境により合った物が出来るわけで、機能的に無駄のない物が出来るわけだ。
勿論、時間が許せばスピーカーやアンプも自作で構わないと思っている。

話はそれるがこのユニットでスピーカーを作りたかったという物があったのだが
先頃、取扱いが終了してしまって入手出来なかった。ALTEC LANSINGのCF208
という同軸ユニットである。
作品のチェック用にと考えていたのだが非常に残念。

以前、作り物(仕事以外)をした時ホームセンターで材料の切り出しをしてもらったのだが
精度が悪く1ミリ以上の誤差があり呆れたのだが、これを改善出来る技術者を探すのも
懸案のうちである。
普通の生活で1ミリに困る事はあまりないが、製作物にとってはわりとシビアな問題である。
材料の木材を選ぶ時も、そりやふしの少ない物を選ぶのだが
加工でそういった誤差が出てしまうと如何ともしがたい。
多少の誤差はご了承下さい的な注意書きがあるのだが、客の立場ではなく身内の保身の為で
ある訳で、それでは金をとってはいけないと思うのだが。

どんどん脱線していくのでここらでやめて(笑)。

スタンダードという言葉があるがそこに収まらない物事が存在するのも事実で
自分をそこに収めようとは思っていないところがさまざまな弊害を生む原因でもあるのだろう。
私は無いから作る精神で今後も生きていきたい。

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