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2007年09月 アーカイブ

2007年09月05日

フィジカルなコントローラー

IMG_0069.JPG
数ヶ月前だが、仕事の効率化を狙って導入してみた。
実は、以前からDAWを操作する上で気になっていた点として
(A)フェーダーの操作
(B)時間軸のスクロール(横スクロール)
の2点について、マウスやトラックボールを操作しなくてはならない事が
上げられる。

フェーダーについては、長らくコンソール等を触っていた経験から
指で動かす方が圧倒的にレスポンスが早い。DAWを使うようになって
10年近く経つが脳がパッと所定のフェーダーを動かす指令を出しても
指がマウスなりトラックボールに乗り、画面上のポインターを動かすまでに
相当なタイムロスが生じてしまう事への、ストレスはかなりあったわけだ。

時間軸のスクロールについても同様で、目的の場所を見逃したり
誤ってしまう事がある。音楽や映像制作においては、横スクロールは
非常に重要な事である。

まず、仕様として複数のフェーダーがある機種も候補として考えられたが
スペース関係で1本となった。
基本的には、コントローラーのディスプレイにトラック名が表示され
目的のトラックを選択し、フェーダーを動かす。
また、AUXセンドの量、パンの情報も表示され変更出来る。
ファンクションキーがあり、任意のコマンドをあらかじめセット出来るので
よく使うコマンドを登録すれば一発で作業出来る。
ちなみに私は
F1=サイクルプレイの最初に戻るコマンド
F2=小節の選択
F3=ファイルのオープン
F4=ファイルのクローズ
を登録しているが、使い勝手が良い。

また、横スクロール関係は画面では分かり難いが、トランスポートボタン
の下にタッチストリップというコントロール部分がある。
懐かしいリボンコントローラーのような感じ。ここで指一本で動かすとジョグになり
指二本だとシャトルとして機能する。
ちなみに指の移動速度や場所を検知して移動速度が加減出来る優れもの。

前にも述べたように、数ヶ月使用してみたがコマンドキーを押す煩わしさより
ワンボタンによる操作が心地よく、フェーダーの動きもリニアで気持ちよい。
また、フェーダーはムービング仕様になっているので、トラックを選択するたびに
設定された数値にフェーダーがスタンバってくれるのも認識しやすく好感がもてた。
しかし、まだ機能の細部まで使えていないので、これからさらに追求して
みたいものだ。

2007年09月13日

詩の世界


には、殆ど興味を覚えた事がない。
何故かとかつて考えてみた事があるが
音楽が鳴った時に最初に自分が聴く部分が
歌ではない事から来るものではないかとその時思った。
それは、ある特定の楽器音であったり
コード進行のボイシングであったり…
歌手の声や詩ではないのだ。

しかし、自分にとって歌や歌詞が耳に入ってくる音楽も
存在している。

それは、木綿のハンカチーフである。
云わずと知れた太田裕美のヒットソングである。
何故かは分からない。
3分程度の曲にあれだけのストーリーを展開して
聴き手に主人公の情景を想像させる言葉の妙が
詰まった楽曲である。
字余りなし…当たり前である。
よくデザインされた楽曲。

勿論、他にもそんな楽曲は沢山あるのは承知の上で。

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