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エコケーブル

IMG_0377.JPG

多少の環境の変化等があり、暫く未更新であったがネタもあるので少しづつ書いていきたい。


まずは本業のサウンド関連から。

自宅を造った時に仕事部屋の屋内配線材を業者に指定して施行してもらったのだが
その時の余りケーブルを使用して、電源ケーブルを作りたいとずっと考えていた。
普通にインレットプラグとコンセントプラグをケーブルに付けただけでは面白くないので
いろいろとネットをさまよいつつ思案が続いた。

ちなみに余ったケーブルというのは、以前オーディオアクセサリ誌で取り上げられていて
面白そうだと思い、また丁度自宅の建築中だったこともあり思いきって頼んでみたもので
東日京三電線のEM600V EEF/Fというエコケーブルである。
芯線が2mmの3芯構造で屋内配線用だからそれぞれの芯線は単線である。
現在、東日京三電線は住友日立の完全子会社である。
上記誌では、品川電線のFケーブルも紹介され人気があったがこの東日はさらに上をいく
製品だったと思う。

今回作るケーブルはまず、外装をはがし芯線を取り出し、2芯をツイストしシールドチューブを被せ
さらにそのツイストとは逆向きにグランド線をツイストして、コンセント側のグランド線と
シールド線を結線、インレット側はグランド線とシールド線を結線せずに取付けるものである。
こうする事で外来ノイズを減らせるようだ。
この辺も以前勉強したのだが忘れてしまった(^^;)

実際の製作だが、2mmの単線だけあって堅い。
何とか完成したが、コネクター部へのケーブル取り付けは半ばチカラでねじ伏せた感が否めない。

さて、チェックをしようと思いミキサーに繋がっているケーブルと差し替えてみた。
このミキサーのケーブルも数年前にショップオリジナルのものを購入して自作したのだが
グランドとシールドは無いので、2極のものになるがコネクターは3ピンである。
一聴してわかるのはノイズが減った事である。ヘッドフォンでの試聴なので
音の消え際や無音時のノイズレベルも分かる訳だが、明らかに減っていた。
また音のレンジが広がり、音のにじんだ感じも減っている。
当然エージングをしないといけないが、直ぐにこういった変化があるのは
電源ケーブルならではである。
この電源ケーブルの価格だが、ケーブル自体はただなのでしめて2,500円程度で
出来上がった。

見栄えもこの通りであるがFLチューブがなぜ紫かは自分でも定かではない。

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2008年08月07日 12:06に投稿されたエントリーのページです。

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