先日、夢の島で行われた音楽フェスに行ってきた。
当日は上手い具合に曇っていて直射日光を浴びる事は殆どなかったので
これだけでも多少楽であった。
今回の目玉としてHASYMOが出演するとの事。勝手な思い込みで
もしかすると生演奏が見られるのは最後のような気がしてしまい
情報を入手した6月頃に早々にチケットを購入していた。
野外ライブというのは昔、自分でもPAをやっていた事があるが
とにかく過酷なイメージしか無く少々トラウマ的になり、避けていたのだが…
いざ始まってみると、あの低音が腹に響く感覚は本当に気持ち良い。
この音圧がやはり最高なんだと改めて実感した。
スカパラもGANGA ZUMBAもやはり低音が素晴らしかった。
ちなみにシナロケの音圧はなんだったのだろ?
と思うぐらい、少人数のアンサンブルからは想像出来ないくらいの
もので、圧倒されてしまった。
トリでようやくHASYMOの演奏だったのだが…
アンコールで雷電を演奏している時、ふと我に返ってみると
YMOは宗教だったんだ!と感じてしまった(笑)。
以前から何となくそうなんじゃないかと思っていたが…
ここ数年3人での演奏が増えて、久しぶりに集まって演奏していた頃に
比べると生度が上がったと思う。
ライブを重ねるにつれ、生の演奏が増え、演奏の技術も上がっていった
かつての印象と変わらず打ち込みと生演奏が綺麗にリンクして相乗効果を生み出していたと思う。
また、以前に比べると格段にコンピューターの精度も上がりトラブルも無く全ての演奏が終わった。
気が付けばあっという間の9曲だったが、”MC無し”のYMOがそこに居た。