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2008年08月 アーカイブ

2008年08月07日

エコケーブル

IMG_0377.JPG

多少の環境の変化等があり、暫く未更新であったがネタもあるので少しづつ書いていきたい。


まずは本業のサウンド関連から。

自宅を造った時に仕事部屋の屋内配線材を業者に指定して施行してもらったのだが
その時の余りケーブルを使用して、電源ケーブルを作りたいとずっと考えていた。
普通にインレットプラグとコンセントプラグをケーブルに付けただけでは面白くないので
いろいろとネットをさまよいつつ思案が続いた。

ちなみに余ったケーブルというのは、以前オーディオアクセサリ誌で取り上げられていて
面白そうだと思い、また丁度自宅の建築中だったこともあり思いきって頼んでみたもので
東日京三電線のEM600V EEF/Fというエコケーブルである。
芯線が2mmの3芯構造で屋内配線用だからそれぞれの芯線は単線である。
現在、東日京三電線は住友日立の完全子会社である。
上記誌では、品川電線のFケーブルも紹介され人気があったがこの東日はさらに上をいく
製品だったと思う。

今回作るケーブルはまず、外装をはがし芯線を取り出し、2芯をツイストしシールドチューブを被せ
さらにそのツイストとは逆向きにグランド線をツイストして、コンセント側のグランド線と
シールド線を結線、インレット側はグランド線とシールド線を結線せずに取付けるものである。
こうする事で外来ノイズを減らせるようだ。
この辺も以前勉強したのだが忘れてしまった(^^;)

実際の製作だが、2mmの単線だけあって堅い。
何とか完成したが、コネクター部へのケーブル取り付けは半ばチカラでねじ伏せた感が否めない。

さて、チェックをしようと思いミキサーに繋がっているケーブルと差し替えてみた。
このミキサーのケーブルも数年前にショップオリジナルのものを購入して自作したのだが
グランドとシールドは無いので、2極のものになるがコネクターは3ピンである。
一聴してわかるのはノイズが減った事である。ヘッドフォンでの試聴なので
音の消え際や無音時のノイズレベルも分かる訳だが、明らかに減っていた。
また音のレンジが広がり、音のにじんだ感じも減っている。
当然エージングをしないといけないが、直ぐにこういった変化があるのは
電源ケーブルならではである。
この電源ケーブルの価格だが、ケーブル自体はただなのでしめて2,500円程度で
出来上がった。

見栄えもこの通りであるがFLチューブがなぜ紫かは自分でも定かではない。

エコ 2

IMG_0376.JPG

これは、2本の芯線をツイストした後に
シールドチューブを被せている画像

エコ 3

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これが東日京三のエコケーブルで
被膜を剥がしているところ。

2008年08月18日

夏フェス

先日、夢の島で行われた音楽フェスに行ってきた。

当日は上手い具合に曇っていて直射日光を浴びる事は殆どなかったので
これだけでも多少楽であった。
今回の目玉としてHASYMOが出演するとの事。勝手な思い込みで
もしかすると生演奏が見られるのは最後のような気がしてしまい
情報を入手した6月頃に早々にチケットを購入していた。

野外ライブというのは昔、自分でもPAをやっていた事があるが
とにかく過酷なイメージしか無く少々トラウマ的になり、避けていたのだが…
いざ始まってみると、あの低音が腹に響く感覚は本当に気持ち良い。
この音圧がやはり最高なんだと改めて実感した。
スカパラもGANGA ZUMBAもやはり低音が素晴らしかった。

ちなみにシナロケの音圧はなんだったのだろ?
と思うぐらい、少人数のアンサンブルからは想像出来ないくらいの
もので、圧倒されてしまった。

トリでようやくHASYMOの演奏だったのだが…
アンコールで雷電を演奏している時、ふと我に返ってみると
YMOは宗教だったんだ!と感じてしまった(笑)。
以前から何となくそうなんじゃないかと思っていたが…

ここ数年3人での演奏が増えて、久しぶりに集まって演奏していた頃に
比べると生度が上がったと思う。
ライブを重ねるにつれ、生の演奏が増え、演奏の技術も上がっていった
かつての印象と変わらず打ち込みと生演奏が綺麗にリンクして相乗効果を生み出していたと思う。
また、以前に比べると格段にコンピューターの精度も上がりトラブルも無く全ての演奏が終わった。
気が付けばあっという間の9曲だったが、”MC無し”のYMOがそこに居た。

2008年08月20日

フロク

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やはり買ってしまった。
気分は小学生の感覚である。
半田付けの手間も無くあっけなく完成してしまったが
音を出した瞬間に疼いてしまった。

夜な夜なキットのラヂオを組み立て、そしてそこから
異国の放送がノイズ混じりに聞こえた時の感動と同じである。

内部部品も少ないのにこんな良い音が出るなら
すっかり楽しめる。

シンセサイザーの楽しみはここに詰まっていると言えるし
何だか、デジタル音が淋しいと思える。

そして折角なのでオールドシンセ風に
外観をモディファイしようと思う。

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