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もったいない

とは思いつつ現在の製作には殆ど出番が無いソフトシンセ。
3年程前に購入したと思う。
ueberschall社のLiquid The Voice Vol.2がそれである。

最近、機材の入れ替えで再インストゥールする機会があり
必要性を考えていた。

機能としては、人の声が素材としてあり
それらの音階を自由に設定してボーカルのハーモニー
を付けたり、歌わす事が出来るソフトである。
初音〜のように歌をうたう訳ではなく、あくまでウーとか
アーやスキャットの類いである。
傾向としては、ボサやR&B、POPSといった範囲に適している声である。
実際に存在するミュージシャンの音声を使用しているわけだ。
でも、加工次第ではいろいろと可能性は秘めているのではないだろうか。
音自体もノンエフェクトで素直な印象。

しかし、これがまたちょっと使い難いインターフェースで
DAWのシーケンス上で音階を指定するのではなく
あくまでシンセ側のウィンドウで数小節分のパターンを
作り、それを鍵盤等に割り振ってシーケンス上に並べていく感じである。
あらかじめ方向性が決まっている場合は良いが、とりあえずリズムを走らせながら
パターンを考えたいという時には面倒である。なんせシーケンスを走らせながらの
パターン作成が出来ないのだ。
その為、素早くそれなりなパターンを作るには慣れと音色の熟知が必要で
アレンジがある程度固まった段階での使用が適しているように思われる。

私は、製作に無駄に時間をかけるのが嫌なので敬遠していたが
何時まで経っても使いこなせないので、今後は積極的に製作に使っていこうと思うのだが
果たして如何様になるのだろうか…。

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2008年11月05日 22:50に投稿されたエントリーのページです。

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