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SOUND アーカイブ

2006年12月21日

こんな

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大きさで(100mm強×60mm)24bit96kHzのデータが録れるレコーダーを買ってみました。
今までは、初期型のDATウォークマン(16bit48kHz)を使用したり…
ここだけは忘れ去られた様に、テープメディアだったのです。
時代は大変な事になっちまったのだと今更ながら感じてます。

2007年03月21日

禁じ手!

数年前、まだそんなにソフトシンセやプラグインエフェクトが
クローズアップされなかった頃、僕としてはハードシンセや
単体のエフェクターで制作するというふうに決めてました。
当時はPCのスペックも大した事がなく、プラグインをロードすると
PCのパフォーマンスが著しく低下するような状況でしたので
それが一番の理由でしたが…
また、あまり良いなと思える製品も少なかったです(バリエーションが少なかった)。
しかし、最近ではPCのスペックもあがり
かなり魅力的な製品をみる様になってきました。
しかしどういう訳か和製メーカーはハードシンセしか出さない傾向が強いです。

現実的な部分をみると、ハードシンセの音色ROM(内蔵波形)は
数十〜数百MBが精々でそれに比べソフトシンセは、諸々で数十GBは
当たり前ですから驚きます。
やはりDAWの低価格による一般への浸透を考えるとこれで良いのか?と思えます。

私にとってのハードシンセに対する魅力は最近の物ではちょっとないですね。
しいていえばボコーダーとかでしょうか?

話は変わりますが…
昔からそうですが、声・歌という物がなんとか簡単に
入手出来ないかと思ってました。
自分では歌えないし、女性Vocalとなると段々敷居が高くなります。
CD-ROMやサンプリングCDはありましたがピッチやテンポの
呪縛からは逃れる事は出来ませんでしたし、一度使おうものなら
あっ、あのCDの音だっ、と言われるのではないかと
ビクビクしてとても使えたものではありません(汗)

声を扱うシンセがないと思っていて半ば諦めていたところ
偶然にも見つけてしまいました。
”LIQUID THE VOICE”です。
まあどうせAuto-Tuneを変にかけたみたいに声がヨレヨレするんじゃないの?
なんて思いながら、デモを聞いてみましたが至って自然です。
音はセッションミュージシャン(なのかな?)の男性女性を収録し
それをもとにシンセサイズというか内蔵エンジンにて自然な
ピッチやテンポを作り出す事が出来るようです。
よって自分で好きなフレーズを歌わす事が出来るようになります。
簡単に使ってみましたが、動作も軽くCPUメーターの振れも少なめで
なにより生々しい(悩ましいじゃない)声を出してくれました。
当然、声自体にエフェクトは付加されてませんから、いくらでも
後からいじれます。
なんだかちょっと良いおもちゃが手に入った感じで
嬉しいです。

で何が言いたいかというと、最近のハードシンセや
エフェクターに魅力を感じない私は、かつての決め事を破り
着々とソフトシンセの世界にのめり込んでいくのでした。

2007年09月05日

フィジカルなコントローラー

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数ヶ月前だが、仕事の効率化を狙って導入してみた。
実は、以前からDAWを操作する上で気になっていた点として
(A)フェーダーの操作
(B)時間軸のスクロール(横スクロール)
の2点について、マウスやトラックボールを操作しなくてはならない事が
上げられる。

フェーダーについては、長らくコンソール等を触っていた経験から
指で動かす方が圧倒的にレスポンスが早い。DAWを使うようになって
10年近く経つが脳がパッと所定のフェーダーを動かす指令を出しても
指がマウスなりトラックボールに乗り、画面上のポインターを動かすまでに
相当なタイムロスが生じてしまう事への、ストレスはかなりあったわけだ。

時間軸のスクロールについても同様で、目的の場所を見逃したり
誤ってしまう事がある。音楽や映像制作においては、横スクロールは
非常に重要な事である。

まず、仕様として複数のフェーダーがある機種も候補として考えられたが
スペース関係で1本となった。
基本的には、コントローラーのディスプレイにトラック名が表示され
目的のトラックを選択し、フェーダーを動かす。
また、AUXセンドの量、パンの情報も表示され変更出来る。
ファンクションキーがあり、任意のコマンドをあらかじめセット出来るので
よく使うコマンドを登録すれば一発で作業出来る。
ちなみに私は
F1=サイクルプレイの最初に戻るコマンド
F2=小節の選択
F3=ファイルのオープン
F4=ファイルのクローズ
を登録しているが、使い勝手が良い。

また、横スクロール関係は画面では分かり難いが、トランスポートボタン
の下にタッチストリップというコントロール部分がある。
懐かしいリボンコントローラーのような感じ。ここで指一本で動かすとジョグになり
指二本だとシャトルとして機能する。
ちなみに指の移動速度や場所を検知して移動速度が加減出来る優れもの。

前にも述べたように、数ヶ月使用してみたがコマンドキーを押す煩わしさより
ワンボタンによる操作が心地よく、フェーダーの動きもリニアで気持ちよい。
また、フェーダーはムービング仕様になっているので、トラックを選択するたびに
設定された数値にフェーダーがスタンバってくれるのも認識しやすく好感がもてた。
しかし、まだ機能の細部まで使えていないので、これからさらに追求して
みたいものだ。

2007年09月13日

詩の世界


には、殆ど興味を覚えた事がない。
何故かとかつて考えてみた事があるが
音楽が鳴った時に最初に自分が聴く部分が
歌ではない事から来るものではないかとその時思った。
それは、ある特定の楽器音であったり
コード進行のボイシングであったり…
歌手の声や詩ではないのだ。

しかし、自分にとって歌や歌詞が耳に入ってくる音楽も
存在している。

それは、木綿のハンカチーフである。
云わずと知れた太田裕美のヒットソングである。
何故かは分からない。
3分程度の曲にあれだけのストーリーを展開して
聴き手に主人公の情景を想像させる言葉の妙が
詰まった楽曲である。
字余りなし…当たり前である。
よくデザインされた楽曲。

勿論、他にもそんな楽曲は沢山あるのは承知の上で。

2008年01月14日

空いた時間

年末年始のちょっとした時間を利用して
ケーブルのメインテナンスを行った。

まずは、前から気になっていた定位。
センターを0とした場合5センチ程度、左にキックやスネアが
定位してしまうもの。
まずはSPに刺さるラインケーブルを抜き、コネクターの中を見ると
なっなんと、左の結線のアースが浮いている(汗)。
これはいかんと早速ハンダ付けしようと思ったが
このケーブルは、ミキサーからアンバラで来ている。

以前、ケーブルを交換した時にバランスからアンバラに変更し
交換した当初は良い様な気がしていたが…。
どうも、この交換あたりからアースループに似た症状も出始めていたので
再度バランスで作り直すことにした。
また、機材を増設してからアースループが顕著に出てきたので
全面的にアンバラ回線をバランスに変更してみた。

抜本的な改善ではないが、アースループによるノイズは出なくなった。
また、センターずれについてはSP位置の微調整も行い
気にならないレベルまで追い込む事が出来た。
アースループは、電源も関係しているのでラインケーブルレベルだけでは
解決しない。
今後さらに検証と対策が必要になる部分である。

2008年02月17日

買い替え

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ここのところ、自宅の機器が壊れる事が多くなったのだが
先日、仕事道具の一つのキーボード(MIDI入力用)が6年程の寿命となった。
全く使えなくなったわけではないが、あるキーのベロシティがおかしくなった。
弱く弾いても強く弾いた音になってしまうもので、放っておけば他の鍵盤も
駄目になるだろうと思ったのと、ここ10年程まともな鍵盤を使用しておらず
演奏情報を入力する事へのフラストレーションが溜まっていたので思いきって
買い替えを考えてみた。

最近の鍵盤の情報を持っていなかったのでリサーチがてら色々みてみると
状況として自分の目的に叶う製品が無いという事に気が付いた。
一つは、所謂MIDIコントローラーである事。
これについては、さまざまなメーカーから大量に出回っているので苦労はなかったが
肝心のキーボードタッチが皆ヘコヘコというのか、重みがないのである。
勿論、88鍵仕様なら重いタッチもあるが、スペース的に49~61鍵に限られる。
また、アコピを思い出せば分かるがタッチが重いからこそ強い音や
弱い音が表現出来るので最初から軽いタッチでは、なかなか表現が難しいのである。
これは人それぞれなのだが、私はタッチの重みが表現に重要だと思っている。
さらに、一度鍵盤を弾いて(押して)その押したところから更に押し込むと音に変化
が出る機能がアフタータッチと呼ばれているものだが、最近の製品には殆ど付いていない。
自分なりに思うのは、最近のコントローラーにはつまみが付いている事が多い。
これは、演奏しながらリアルタイムにつまみを動かす事により、指定された
コントロール機能が働くもので、多くはMIDI情報で各機器に送信され任意の変化を
行うものである。したがって、アフタータッチによる演奏への色付けから
つまみ操作による色付けに変わってきているのではないかと…。
テクノ的、打ち込み的とも言える機能だと思う。

一番の希望である鍵盤に重みがないコントローラーを購入しては今までと変わらないので
じゃあ、上記機能がある製品を探すと、シンセになってしまう。
シンセは当然音も入ってるし、最近はワークステーションと言われて、つまり
音が内蔵された鍵盤以上に、シークェンサーやサンプリング機能までついた
大掛かりな製品が目立つ。
楽曲製作の上で殆ど全ての機能を内蔵したオール・イン・ワン・シンセ
といった位置づけの製品である。
そうなると機能的に現状の持ち物とダブる部分が多くなり無駄になる可能性が多いし
また、価格面でもコスト増になってしまう。
したがって、最終的には機能としてタッチを優先するとシンセを購入する以外あまり
選択の余地がない事になったので最後にオークションを覗いてみた。
それでも、2週間余り見ていたが中々良さげな製品には出会えない。
しかも仕事も詰まっているのである。

そんなある日、ターゲットが見つかった。しかも洋物である。
予てより、仕事道具で見た目のみの選択で失敗した事が無い私は
これしかないと思っていた。
和製の製品は当然流通量が多いので音も耳にする機会が多いし
”あ〜あのシンセの音だ”とバレてしまう。
勿論、そんな事は一般の人には分からないのだが、私は昔から
そんな事も気にしている。自己満足ではあるが、人と違う音を出す事が美的であると
私は思っていたので機材選びもなるべく人とかぶらない物を選んでいた。
しかし、現在になってそういった個体差は殆どなく、似た様な音色をセットしてある
製品が多いのは困ったものだ。
話がそれてしまったが、メーカーサイトや2ch等の情報からキータッチは問題なさそうで
価格面でも2006年購入で半値以下だから”買い”ではないかと思った。
結果的に大した競合もなく落札出来たのだが、実際触ってみての印象も悪くなく
自分にとっては”買い”な製品であった。
そして購入して分かった事としてアコピの音がかなり良い事、それ以外の音色も
やはり個性の感じられる物が多数セットされていた。
これでこの先10年位は使える道具を手に入れる事が出来たのだった。

2008年08月07日

エコケーブル

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多少の環境の変化等があり、暫く未更新であったがネタもあるので少しづつ書いていきたい。


まずは本業のサウンド関連から。

自宅を造った時に仕事部屋の屋内配線材を業者に指定して施行してもらったのだが
その時の余りケーブルを使用して、電源ケーブルを作りたいとずっと考えていた。
普通にインレットプラグとコンセントプラグをケーブルに付けただけでは面白くないので
いろいろとネットをさまよいつつ思案が続いた。

ちなみに余ったケーブルというのは、以前オーディオアクセサリ誌で取り上げられていて
面白そうだと思い、また丁度自宅の建築中だったこともあり思いきって頼んでみたもので
東日京三電線のEM600V EEF/Fというエコケーブルである。
芯線が2mmの3芯構造で屋内配線用だからそれぞれの芯線は単線である。
現在、東日京三電線は住友日立の完全子会社である。
上記誌では、品川電線のFケーブルも紹介され人気があったがこの東日はさらに上をいく
製品だったと思う。

今回作るケーブルはまず、外装をはがし芯線を取り出し、2芯をツイストしシールドチューブを被せ
さらにそのツイストとは逆向きにグランド線をツイストして、コンセント側のグランド線と
シールド線を結線、インレット側はグランド線とシールド線を結線せずに取付けるものである。
こうする事で外来ノイズを減らせるようだ。
この辺も以前勉強したのだが忘れてしまった(^^;)

実際の製作だが、2mmの単線だけあって堅い。
何とか完成したが、コネクター部へのケーブル取り付けは半ばチカラでねじ伏せた感が否めない。

さて、チェックをしようと思いミキサーに繋がっているケーブルと差し替えてみた。
このミキサーのケーブルも数年前にショップオリジナルのものを購入して自作したのだが
グランドとシールドは無いので、2極のものになるがコネクターは3ピンである。
一聴してわかるのはノイズが減った事である。ヘッドフォンでの試聴なので
音の消え際や無音時のノイズレベルも分かる訳だが、明らかに減っていた。
また音のレンジが広がり、音のにじんだ感じも減っている。
当然エージングをしないといけないが、直ぐにこういった変化があるのは
電源ケーブルならではである。
この電源ケーブルの価格だが、ケーブル自体はただなのでしめて2,500円程度で
出来上がった。

見栄えもこの通りであるがFLチューブがなぜ紫かは自分でも定かではない。

エコ 2

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これは、2本の芯線をツイストした後に
シールドチューブを被せている画像

エコ 3

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これが東日京三のエコケーブルで
被膜を剥がしているところ。

2008年08月18日

夏フェス

先日、夢の島で行われた音楽フェスに行ってきた。

当日は上手い具合に曇っていて直射日光を浴びる事は殆どなかったので
これだけでも多少楽であった。
今回の目玉としてHASYMOが出演するとの事。勝手な思い込みで
もしかすると生演奏が見られるのは最後のような気がしてしまい
情報を入手した6月頃に早々にチケットを購入していた。

野外ライブというのは昔、自分でもPAをやっていた事があるが
とにかく過酷なイメージしか無く少々トラウマ的になり、避けていたのだが…
いざ始まってみると、あの低音が腹に響く感覚は本当に気持ち良い。
この音圧がやはり最高なんだと改めて実感した。
スカパラもGANGA ZUMBAもやはり低音が素晴らしかった。

ちなみにシナロケの音圧はなんだったのだろ?
と思うぐらい、少人数のアンサンブルからは想像出来ないくらいの
もので、圧倒されてしまった。

トリでようやくHASYMOの演奏だったのだが…
アンコールで雷電を演奏している時、ふと我に返ってみると
YMOは宗教だったんだ!と感じてしまった(笑)。
以前から何となくそうなんじゃないかと思っていたが…

ここ数年3人での演奏が増えて、久しぶりに集まって演奏していた頃に
比べると生度が上がったと思う。
ライブを重ねるにつれ、生の演奏が増え、演奏の技術も上がっていった
かつての印象と変わらず打ち込みと生演奏が綺麗にリンクして相乗効果を生み出していたと思う。
また、以前に比べると格段にコンピューターの精度も上がりトラブルも無く全ての演奏が終わった。
気が付けばあっという間の9曲だったが、”MC無し”のYMOがそこに居た。

2008年08月20日

フロク

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やはり買ってしまった。
気分は小学生の感覚である。
半田付けの手間も無くあっけなく完成してしまったが
音を出した瞬間に疼いてしまった。

夜な夜なキットのラヂオを組み立て、そしてそこから
異国の放送がノイズ混じりに聞こえた時の感動と同じである。

内部部品も少ないのにこんな良い音が出るなら
すっかり楽しめる。

シンセサイザーの楽しみはここに詰まっていると言えるし
何だか、デジタル音が淋しいと思える。

そして折角なのでオールドシンセ風に
外観をモディファイしようと思う。

2008年09月23日

新機種

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MOTU 896mk3を導入したのだが、設定に癖がありややこしい。
目的として、ミキサー等の機器を咬まさずにオーディオインターフェース
の出力をスピーカーに直接繋いでノイズや音の曇りを消し去り
素直な音をモニターしたい、つまり出力までに繋がる機器が多いと
ある種の劣化が当然あるという事と、多チャンネルを同時にレコーディング
出来ればその分効率的に作業が出来、時間の節約にも繋がると思ったのである。
実際、以前は最大でモノ4チャン分を同時にレコーディングしていたのが
現在は、2倍の8チャン分が同時に行える事になる。
しかも、本体にはDSPを内蔵している為、ホストコンピューター
に依存する事無く、EQ・COMP・REVをかけて音を取り込める。

しかし、穴はあった。出力レベルをとる事が難しいのである。
今までは、外部のミキサーにMac上でミックスされた音を立ち上げ
最終のレベルを確認してマスタリングしていた。
しかし直接オーディオインターフェースのアウトをスピーカーに
立ち上げると、レベルが大き過ぎて大変な事になってしまう。
ではスピーカーの入力レベルを下げれば良さそうだが
丁度良いレベルに下げると音が確認出来ないレベルまで下げないといけない。
また、896mk3のアウトを下げると本体のレベルインジケーター
が振れずに今どれだけの音量が出ているのかが分からず
マスタリングのレベル調整が出来ない。
つまり最終ミックスのレベルを本体のレベルインジケーターに表示しつつ
且つ、スピーカーへの音の送りは小さくする事が出来ないのである。

メーカーサポートにも聞いてみたが明確な返事をもらえず
悶々としていたのだが結局、以前同様モニター用にミキサーを
咬まして立ち上げるセッティングにして落ち着いた。

多分面倒くさいが各チャンネルのAUXからの出力をスピーカーに
繋げれば解決するような気がするが、毎回のセッション毎に
その設定(チャンネル毎にいじる)をするのは大変である。
もし、他にも方法があれば是非、お教え願いたい。

現在のタイトな状況だとこの方法が早いのでそのようにしているのだが
抜本的な解決ではない。PT等ではどうなのだろうか?

思わぬ落とし穴にハマってしまい、数日をロスしてしまった。
これがあれば全ては完結すると思って導入したのだが
なかなか手間取ってしまった。

2008年11月05日

もったいない

とは思いつつ現在の製作には殆ど出番が無いソフトシンセ。
3年程前に購入したと思う。
ueberschall社のLiquid The Voice Vol.2がそれである。

最近、機材の入れ替えで再インストゥールする機会があり
必要性を考えていた。

機能としては、人の声が素材としてあり
それらの音階を自由に設定してボーカルのハーモニー
を付けたり、歌わす事が出来るソフトである。
初音〜のように歌をうたう訳ではなく、あくまでウーとか
アーやスキャットの類いである。
傾向としては、ボサやR&B、POPSといった範囲に適している声である。
実際に存在するミュージシャンの音声を使用しているわけだ。
でも、加工次第ではいろいろと可能性は秘めているのではないだろうか。
音自体もノンエフェクトで素直な印象。

しかし、これがまたちょっと使い難いインターフェースで
DAWのシーケンス上で音階を指定するのではなく
あくまでシンセ側のウィンドウで数小節分のパターンを
作り、それを鍵盤等に割り振ってシーケンス上に並べていく感じである。
あらかじめ方向性が決まっている場合は良いが、とりあえずリズムを走らせながら
パターンを考えたいという時には面倒である。なんせシーケンスを走らせながらの
パターン作成が出来ないのだ。
その為、素早くそれなりなパターンを作るには慣れと音色の熟知が必要で
アレンジがある程度固まった段階での使用が適しているように思われる。

私は、製作に無駄に時間をかけるのが嫌なので敬遠していたが
何時まで経っても使いこなせないので、今後は積極的に製作に使っていこうと思うのだが
果たして如何様になるのだろうか…。

2009年01月11日

ケーブル2種

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という訳で、最近どうもBELDENのケーブルにしか興味が無かったのだが
放っておくとBELDENスタジオになってしまうので、違うものを選んで
製作してみることにした。
まずはモガミの2549という2芯の物を選んでみた。
モガミはレコーディングスタジオでの使用率としてはかなりのものだと思われる。
しかし、2549は聞いた事が無い。ものは試しで選んだのだが、カナレとどう違うのだろうか?
カナレは癖も無く標準的な、という形容だろうが私自身、最近購入していないので知らない。
知っているのは約20年前の自作ケーブル4E6Cや4E5と言ったものだけだ。
ケーブルも恐らくは経年変化で劣化するだろうから、20年も時間が経つとハイ落ちや
曇った感じになると思う。
そういう意味では正確な比較にはならないが、モガミはリファインされた音になっている。
新しい所為か艶というか、潤いを感じる音になっていて良かったのではないかと思う。

また次はお馴染みのBELDEN(画像例)だが、今回は1503Aという線径4mm弱の細い2芯ケーブル。
これは、急遽DATの取り込み作業が発生したので3.5ステレオミニとXLRオス(画像はメス)。
これは2本のケーブルをまとめて保護チューブを被せいているが3.5ミニの許容線径を超えて
しまっているので、テーパーリーマという工具でコネクターの穴を広げている。
そういった事では、多少手間のかかったケーブルであるが20分程度で完成出来る。
音出しは少ししかしてないが、低音の締まり具合が気持ち良い。
価格的には1,500円程度で出来る。

2009年03月10日

好きだな〜

LBB - AVAILABLE NOW!!

自分でも不思議というか
そういう世代なのか
昔からこういうデバイスに心惹かれしまうのである。

Jessica Rylan demos Noise Generator for NYC Bent Festival

2010年01月18日

DP7

dp7shot.jpg

年末より仕事と平行して楽曲制作ソフトの移行を行っていた。
ソフト自体の移行は簡単なのだが、多数のプラグインの移行が大変であった。

iLok等のオーソライズ方式なら良いのだが、キーコード式は
いろいろと手間がかかる。しかも頻繁におこなわない行為である故
それそれの方法を忘れてしまう。

また、以前と違いOSからクリーンインストールするといった事故も
ここ何年も経験していないから、危機意識が低下している事もあるだろう。
前バージョンでの作業があったので、時間もかかってしまった。

簡単にチェックしても評判通り軽くなり、安定している印象だ。
今回のバージョンから、譜面にコード表記が付いたり
歌詞も埋め込み出来る様になっている。

私は、Ver.5からのアップで、多少見た目と操作感が変わっているので
しばらく慣らしが必要だろうが、何にせよ快適に動いてくれる事を願うばかりだ。

2010年03月16日

15年の疲れ

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MDR−CD900STをかれこれ15年程使用してきた。
最初は、固い音で耳に刺さる感じがあったが
エージングや慣れもあり的確に音が判断出来るようになったものだ。
1年位前から、イヤーパッドがヤレて来たので、そろそろ交換しようと思っている。

2010年08月02日

DP Control

dp-con2.jpg
特に必要なかったのだが、入れてみた。
DPをiPhoneでコントロール出来る無料アプリなのだが
これが、なかなか使いやすいし、レスポンスも良い。
トランスポート画面の他にトラックやミキサー画面もある。
本当ならiPadの方が大きいので操作もし易かろうが
トランスポート画面だけでも使って損はないと思った。

ちなみに、MacBookにDPを入れて試しているのだが
今後、ちょっとしたオーディオ編集にも使えるかもしれない。

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